子どもの年齢に応じた両立支援の拡充を提言/厚労省研究会

 厚生労働省は12日、「今後の仕事と育児・介護の両立支援に関する研究会報告書」をとりまとめました。
 子の年齢に応じた両立支援が必要であるとし、「子が3歳まで」は現在、努力義務となっている出社・退社時間の調整などに加えて「テレワークを努力義務」とすること、「3歳以降小学校就学前まで」については、「短時間勤務」「テレワーク」等の措置を2つ以上講じ、労働者が選択できる仕組みを作ること、「残業免除(所定外労働の制限)」は現在3歳になるまで請求可能だが、小学校就学前まで延長すること、等が盛込まれました。
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33561.html
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